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19 Feb

フェラーリ、499Pカーナンバー50と51の2024年カラーリングを発表

2024年2月18日 、マラネッロ発- フェラーリは、1898年2月18日のエンツォ・フェラーリ生誕記念日を記念して、FIA WEC (FIA世界耐久選手権)2024のハイパーカー・クラスに参戦する499Pのカラーリングを公開しました。3月2日にカタールで開幕する世界耐久選手権第2戦は、フェラーリ-AFコルセ・チームのカーナンバー50と51で戦われます。

伝統と革新が交錯するフェラーリ・ハイパーカーの新しいカラーリングは、ル・マン24時間レース100周年記念で優勝し、マニュファクチャラーズ・ランキングで準優勝した昨シーズンのカラーリングを思い起こさせる一方で、新しいレーシングカラーは未来を見据え、革新的な要素を取り入れています。

イタリアン・スポーツ・スピリットの代名詞であるフェラーリのレッドは、すでに2023年のカラーリングに採用されている、フェラーリ伝統のジャッロ・モデナ・イエローと組み合わされ、ともにマシンの彫刻的でダイナミックなラインを強調しています。

このカラーリングは、1973年に世界耐久選手権に参戦した最後のプロトタイプである、フェラーリ312PBを称えたもので、半世紀の休止期間を経て、昨年、耐久レースのトップクラスに復帰した跳ね馬に採用されました。新シーズンの499Pのカラーリングは、特別にデザインされたレーシングレッドを主体に、ジャッロ・モデナ・イエローのハイライトで構成されています。

ボディワークの深みのある強烈なレッドは、2007年にスクーデリア・フェラーリがF1に参戦した、F2007シングルシーターからインスピレーションを得たものですが、新しいエレメントを加えることで、夜間や視界の悪いコンディションでの視認性を高めるハイパーカーの光沢バージョンを生み出しています。

6人のフェラーリ公式ドライバーが運転するカーナンバー50と51の2台の499Pのためにデザインされたカラーリングの構成も前年とは異なっています。主な目的は、車体とコックピットを2つのカラーブロックで強調し流れるような構成のリズムを生み出すこと、そして2つの色相をブレンドすることで表面のジオメトリーのラインと立体感を強調するデザインです。

ジャッロ・モデナはコックピット全体を取り囲み、その物理的かつ象徴的な重要性を強調しています。同色の新しいグラフィック、ライン、水平バンドは、リアホイールアーチ付近のボディワーク下部、テールフィン上部、リアウィングエンドプレート内部に広がり、ダイナミズムとスピードのコンセプトをさらに際立たせています。


■チームについて

昨年同様、フェラーリ - AFコルセ・チームは、アントニオ・フオコ、ミゲル・モリーナ、ニクラス・ニールセン、アレッサンドロ・ピエル・グイディ、ジェームス・カラド、アントニオ・ジョヴィナッツィが、それぞれクルーとなるカーナンバー50と51の499Pで2024年シーズンを戦います。


■2024年のFIA世界耐久選手権について

カタールのルサイル・インターナショナル・サーキットでFIA世界耐久選手権が初めて開催されます。ペルシャ湾に面したこの国では、10時間レースとしてデビューするカタール1812kmレース(3月2日)に先立ち、プロローグ(2月24~25日)が開催されます。


[FIA WEC 2024カレンダー]

・カタール    :2月24~25日   プロローグ

          3月2日               カタール1812kmレース

・イタリア    :4月21日     イモラ6時間レース

・ベルギー    :5月11日          スパ・フランコルシャン6時間レース

・フランス    :6月15~16日 ル・マン24時間レース

・ブラジル    :7月14日     サンパウロ6時間レース

・アメリカ    :9月1日        ローンスター・ル・マン(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ-COTAで開催)

・日本           :9月15日             富士6時間レース

・バーレーン:11月2日              バーレーン8時間レース

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